こんにちは!うっしーです。
今回はドラム歴10年の私が、曲を1曲覚えて叩けるようになるまでにしていることをご紹介します。
ちなみに、私は楽譜は読めません。
ドラムは楽譜が読めなくても叩くことができます!
感覚的な楽器だなと私は思っています。
なので、数ある楽器の中でもとっつきやすい楽器かなと思います。
ぜひ、叩いたことがない方でもこれを機に1曲叩けるようになってみませんか?
それではいきましょう!
- 曲を覚える手順
- コピーの方法
- コピーの流れ
曲の覚え方
まずは、覚え方から。
基本的にセクション単位で覚えていきます。
曲には基本的に下記のセクションの組み合わせで成り立っています。
- イントロ
- Aメロ
- Bメロ
- サビ
- Cメロ
- 大サビ
- アウトロ
また、セクションの繋ぎにフィルと呼ばれるアクセントが入るのが一般的です。
曲によってはサビから入ったり、Bメロがなかったりと様々です。
ですが、曲を叩けるようになる分にはどのような曲構成でも、叩けるようになりますので、ご安心を。
コピーの手法
まずは、コピーの手法をご紹介します。
本記事では2つご紹介します。
- 耳で覚える
- 目で覚える
耳で覚える方法と目で覚える方法どちらもYouTubeを用いると効率がいいです!
YouTubeには再生速度を調整できる機能があります。
これを活用すれば、どんな速さの曲にも大体は対応できます。
聴いて覚える(耳コピ)
ちょっと難しそうなイメージのある耳で聴いて覚える方法。
みなさんも聞いたことがあると思います。
耳コピってやつです。
ちなみに実は私はあまり耳コピしません。
どちらかというと、この後ご紹介する目で見て覚えてから、細かいところを耳コピで補うという風に使い分けています。
単純に耳で曲を聴いて、聴こえてきたドラムパターンと同じように叩いていく練習方法です。
ただ、この方法に関しては、あまりお勧めしません。
私が学生だった当初はあまりYouTubeは見られていませんでしたが、今は「演奏してみた動画」が多くアップロードされています。
そのため、次にご紹介する目で覚える方法を活用していただくのが最も効率がいいと思います!
目で覚える(目コピ)
こちらは「叩いてみた動画」を参考にして覚えていく方法です。
私はほとんどの曲をこちらの手法で覚えています。
なぜ、目で見て覚えた方が効率がいいのか。
それは
「視覚」と「聴覚」をフルで活用するからです。
「聴覚」だけで覚えていく耳コピに対して、こちらでは「視覚」も使います。
人間は五感を同時に使えば使うほど、物事を覚えやすいと言われています。
この特徴を活かして覚えていくわけです。
ちなみに私も「叩いてみた動画」を投稿していますので、是非ご覧になってください。
コピーの流れ
さて、前項ではコピーの手法を2種類ご紹介しました。
ここからは実際のコピーの流れをご紹介していきます。
よし!曲叩くぞ!
ちょっと待った!
曲の叩き方を覚える前に、やっておくことがあるよ!
はやくドラム練習に入りたいと思いますが、まず、曲の練習をする前に必ずやるべきことがあります。
それは、ある程度曲を覚えるということ。
これは歌を歌うだったり、ギターで曲を練習する際も同じことが言えますね。
どんな構成で、速さはどのくらいかなどを意識しながら覚えます。
だいたいの曲の流れを掴んでから、ドラム練習に移りましょう。
- セクションごとのドラム部分を聴く
- 自分のドラム音が聞こえない状態で練習
- 1セクションが叩けるようになったら、次のセクションを練習
- 2セクションを繋げて練習
- あとは繰り返し
上記の流れを詳しく解説していきます。
セクションごとのドラム部分を聴く
まずは、ドラム部分だけを聴いていきます。
ドラム部分だけを聴くのは難しいね・・・
たしかに、ドラムの部分だけを聞き取るのは難しいです。
ボーカルやギター、ベースなど他の楽器の音もあるわけですから、しっかりとドラムだけ聞こうとすると嫌になります。
この問題を解決するには、オフボーカルの音源を使用するくらいかなと個人的には思います。
ボーカルがいないだけでもかなりドラムの音は聞こえてきます。
ただ、聴くだけではなかなか覚えにくいものです。
そこで、リズムを口で言えるようにするというのが効果的です。
8ビートであれば「ドッツッパッツッドッツッパッツ」
裏打ちであれば「ドッチッパッチッドッチッパッチ」
これだけでも、叩きやすくなります。
声に出しながら叩いてみると叩きやすさが実感できるはずです。
- リズムを擬音化する
自分のドラム音が聞こえない状態で練習
次に、練習環境ですね。
ズバリ!
「自分の叩いているドラムの無音で、曲はイヤホンで流しながら練習する」
です。
生ドラムで練習される方がほとんどだと思うので、なかなか難しいとは思いますが、最近だとノイズキャンセリング機能が搭載されているイヤホンなどもありますので、お持ちの方はぜひこの方法で練習して見てください。
電子ドラムで練習される方は、単純に電子ドラムからのドラム音をゼロにして、曲の音源だけが流れる状態を作って見てください。
そもそも、なんでドラムの音は流さないの?
それは、自分の叩いた音で曲で鳴っているドラムの音が聞こえなくなってしまうのを防ぐためです。
自分のドラム音を消すことで、音源のドラム音と自分が叩いている楽器(スネアやタムなど)があっているのかが明確になります。
音源と自分の手の動きにズレがないか把握しやすくなります。
- 音源だけ聴こえる状態で練習する
- 音源と自分の手の動きのズレが把握できる
1セクションが叩けるようになったら、次のセクションを練習
さて、説明してきたことを踏まえて1セクションずつ練習していきましょう。
1セクションが叩けるようになったら、次のセクションを練習します。
2セクションを繋げて練習
例えば、イントロができるようになったら、Aメロを練習していきます。
次に、Aメロもできるようになったら、イントロから繋げて叩いて見ます。
ここで、覚えきれてない部分があった場合、そこに集中して練習しましょう!
ここもクリアできたら、次はBメロ。
Bメロができるようになったら、Aメロと繋げて叩いて見ます。
- αができたらβ
- βができたらα+β
- α+βができたらω
- ωができたらβ+ω
- β+ωができたらα+β+ω
あとは繰り返し
あとは、アウトロまで同じ要領で練習します。
全てのセクションを叩けるようになったら、1曲通して叩いてみましょう!
また、ちゃんと叩けたかどうか気になる時は動画をとってみるのもいいかもしれません。
叩き方や、フォームを見返すいい機会にもなりますしね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は曲の覚え方とコピーの手法・手順をご紹介しました。
ドラムに限りませんが、楽譜が読めなくても演奏は可能です。
プロを目指さない限り、耳で、目で覚える方法をお勧めします。
徐々に叩けるようになる感覚が病みつきになりますよ!
これを機に1人でも多くの方がドラムを好きになってくれることを願っています!
それでは、よきドラムライフを!!
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