今回はライブやバンド演奏における、ドラムのリズムキープの仕方についてメモ。
皆さんはこんな経験ありませんか?
基礎練習ではちゃんとリズムキープできるけど、いざライブやバンド演奏になるとリズムが寄れてしまう・・・
この記事では、ドラム歴10年の私がライブでのバンド演奏時にしっかりリズムキープするために意識していることを共有します!
- 基礎練習時とバンド演奏時のリズムのズレの原因
- バンド演奏時でもリズムキープできるようになる方法
- ライブを最大限に楽しむ方法
基礎練習時とバンド演奏時でのリズムのズレ
まず、基礎練習でチェンジアップやパラディドル、ダブルストロークなどを丁寧に練習することはよくあると思います。というか、「基礎練習」という意識で練習するため、自然と綺麗に叩くことができると思います。
ですが、これがいざバンドで合わせたりライブで演奏すると変に力が入ったりしてしまいブレてしまいがちです。
この原因はおそらく、基礎練習の時にメトロノームだけを聴きながらやるのとは違い、ライブやバンド演奏をする時は「色んな音」や「色んなリズム」が入り乱れているからだと思っています。
メトロノームを聴きながらだと、「その音(メトロノームの音)」に合わせて叩けばいいだけなので割と均等にリズムをキープすることができます。
ですが、他の楽器と一緒に演奏すると、ギターはカッティングで裏に入っていて、ベースは表にいるけどたまに裏でスラップしてたり、ボーカルはなんか知らんけど3連のリズムでメロディをなぞっていたり・・・
メトロノームと違い、色んな音色やリズムが重なり合っています。
バンド演奏時に意識していること3つ!
できるだけ正確にリズムキープするために意識していることをそれぞれご紹介!
自分の練習してきたことを信じて自分がリズムキーパーだという意識で演奏する
1つ目は、自分がこのバンドのリズムをキープするぞ!という意識で演奏するということ。
人によっては周りの音をちゃんと聴きながら演奏する方もいると思います。
例えば、以下のような考え
- ギターのリフが特徴的だからとギターのリズムに合わせて叩く
- 歌が1番耳に入ってきやすいからとボーカルに全て合わせて叩く
- ベースとドラムが土台だ!とベースと合わせる意識で叩く
これらは僕も一時期やってみて失敗した考えです…
他のパートの方々の技術が高ければ問題はありませんが、そうで無い場合の方が多いのではないでしょうか?
失敗しないためにも、自分を信じて堂々と演奏しましょう!リズム隊と呼ばれるくらいです。バンドの指揮者も兼ねていると言っても過言ではないと思います。
アイコンタクトで一体感を生む
2つ目は、メンバーとアイコンタクトを交わして一緒に演奏する意識をもつこと。
これはよく陥るパターンかと思いますが、ライブ時はバンドメンバーひとりひとりが自分の世界に入りがちです。自分がミスしないことが第一優先になる方が非常に多い!
周りと楽しみながら演奏することでリズムもヨレずらくなります。
スタジオ練習の時点でアイコンタクトを取るようにしたり、本番でアイコンタクトする約束をしましょう。
これは私もかなり効果があったと実感してますので、ぜひやってみてください!
ミスってもいい精神で挑む
3つ目は、ミスを恐れずにその場を楽しむこと。
わかります。ミスは怖い。せっかく練習してきたんだから本番も成功させたい。ミスゼロを目指す。
正直これはある程度技術力がついてきたらでいいと思いますが、ミスってもいい精神で演奏しましょう!
ライブの良さは、音楽をみんなで楽しむことだと私は思っています。
たとえミスをしたとしても全力で楽しむことができれば、ライブ終了後の達成感は計り知れません。
それと、ミスしてもいいと考えることで不思議ですが、意外と力まずにいい演奏ができたりします。リズムキープも容易にできます。
結局練習量がものを言う
前項でご紹介した3つのポイント
- 自分の練習してきたことを信じて自分がリズムキーパーだという意識で演奏する
- アイコンタクトで一体感を生む
- ミスってもいい精神で挑む
これらを意識しなくてもできるようになるには、
周りの誰よりも練習する
これにつきますね。
結局どれだけ練習するか、どれだけ納得のいく演奏ができるようになるかで自信のつき方は変わります。
私の経験上、曲の構成を覚えるくらいの練習量とキメやアクセント、フィルインの正確さを極めるレベルの練習量では本番の完成度はもちろんのこと、ライブ終了後の達成感・高揚感が段違いでした。
しかも、余裕で演奏できるため、周りを見る余裕が生まれアイコンタクトもできるし、リズムをキープする意識もできます。
練習量こそ正義なのです。
と、最終的には力技みたいな結論になってしまいました。笑
まとめ
いかがでしょう。みなさん練習たくさんする気になりましたか?
今回のテーマは正確にリズムキープする方法でしたが、前提として練習量が多くて初めてリズムキープを意識できます。バンドのいいところは練習も楽しいことです。演奏したい曲を納得のいくまで練習できるのです。楽しいに決まってます。笑
ぜひ、リズムキープ力をあげるために練習量も増やしてみてください!
コメント